神戸市北区　医療法人社団 康明会 介護老人保健施設うらら

施設の特徴

在宅支援

こんにちは。
　この度は、介護老人保健施設うららのホームページをご覧いただき有り難うございます。
　現代社会においては少子高齢化が加速する中、社会保障制度や医療制度の見直しが進められ、医療と福祉を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、私どもに寄せられるご要望はより一層多様化し、利便性の高いものが求められています。
　このような情勢下、当施設では、時代のニーズ・地域のニーズに応えていく施設運営に努めるとともに、居宅介護支援事業所の皆様や介護事業所関係者様と密接に連携しながら、介護予防支援や在宅復帰・在宅療養支援にむけた医療・介護・リハビリテーションの総合支援施設として職員一丸となり取り組んでおります。
　その大きな柱が理学療法と作業療法、言語療法であり、運動機能や言語・嚥下機能の改善に向けたリハビリテーションであります。それぞれの専門性を活かした、より質の高いリハビリテーションが提供できる実践能力をもった専門職種が常勤しておりますので、幅広い分野でご満足いただけるリハビリテーションサービスを提供させていただきます。更に介護職員の９割近くが介護福祉士国家資格を有しており、利用者様の日常生活を全力でサポートさせていただきます。また栄養面においても、常勤の管理栄養士が利用者様に栄養アセスメントを実施し、摂食・嚥下機能を評価しながら適切な食事を提供しております。
　利用者様の個別ニーズに沿った在宅支援を提供していく老健としての原点を忘れることなく、親切な対応や介護施設らしい丁寧なサービスを提供いたします。常日頃から利用者様にとって小回りの利く身近な介護施設として、信頼を何よりも大切にし、皆様が安心できる施設であり続けたい所存です。そのためにも、職員の育成に力を入れ、勉強会や研修制度の充実、働きやすい職場づくりに注力し、介護技術を一段と高めてまいります。
　施設選びで迷われましたら、どうぞ安心して当施設をご利用ください。これからも皆様のご指導、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

事務長　上月稔彦

認知症ケア

　認知症は様々な原因により脳細胞が死滅したり働きが悪くなって記憶・判断力の障害が起こり、生活に支障をきたす病気です。そして高齢化の進展とともに認知症患者数も増加しています。現在、認知症研究や抗認知症薬の開発が進んでいますが、認知症ケアは「認知症は病気である」ということを理解して本人の気持ちに寄り添った対応を心がけることが大切だと考えます。認知症の方の気持ちの理解に努めることで、安心や一体感が生まれ、信頼関係が成立します。そして、認知症ケアは専門職だけが行うわけではなく、家族や地域の参加が望まれます。認知症と診断されても、慣れ親しんだ場所で、地域に関わりながら過ごせることを目的としたプロジェクトとして、認知症カフェなど全国的に市町村や地域住民が介入した事業が展開されています。認知症サポーター養成講座は子供たちも対象です。
　 私達は現場で認知症の利用者様と日々関わっています。個々の認知症の利用者様が安全であり、その人らしく、より良い状態で過ごしていただけるように多職種で協働しています。認知症の理解やケアの質を高めようと勉強会を開催したり、研究大会や研修に参加しています。私自身も認知症ケア専門士として、生涯教育を継続して認知症ケアの実践に活かせるように尽力してまいります。

療養部長　北島恵子